one word of the week ~今週の一言~

40代女性より「12月9日発表分」

少々前の話になりますが、第50回衆議院議員総選挙が10月27日に投開票されました。
投票率は53.85%と前回を下回り、戦後3番目に低い数字になったと発表されました。

今回は、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられてから初めて行われた国政選挙でしたが、
年代別の投票率を調べてみると、18・19歳の投票率が43.06%と、全体の10.79ポイントも下回る結果となりました。
若年層のあまりにも低い投票率に驚かされました。

世論調査では投票に行かない理由の一つとして「自分の一票で政治や社会は変わらない」と回答している人達が多くいます。

そこで老婆心ながら、選挙に足を運ばない人達に知って欲しい事があります。
それは2023年に行われた選挙のうち、10票差以内で当落が分かれたものが、全選挙の内の1割もあるという事実です。(165/1539選挙)
さらにその中で得票数が同じだったため、くじ引きで当落が決まった選挙が8選挙。
たった1票の差で当落が決まった選挙は13選挙もありました。

私は、『自分の1票くらいあっても無くても、大勢に影響はない』と考えている人達に、是非この事実を知って欲しいと思いました。
「あなたの1票は、日本の未来にきちんと影響を及ぼしていますよ」
この事を知れば、自分が持つ1票の価値や選挙の重要性をもっと感じることができるかもしれません。

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