one word of the week ~今週の一言~

50代男性より「9月24日発表分」

まだ職場で夜のつきあいが横行していた頃、当時の上司がストレスについて語っていたことを思い出しました。
家庭・身体・仕事、これら3つのトラブルが同時に重なった時に、平然としている部下や上司に出会ったことがないというもので、大抵の人間は鬱状態に陥るということでした。
ある研究ではストレス指数が150を超えると病気のリスクが高まるという報告があり、1位の配偶者・パートナーの死が100で、このあとに離婚や夫婦の別居、近親者の死、病気怪我が順に続きます。
加えて仕事のこと、例えば倒産や転職、職場でのストレス等々重なると…
当時何となく理解できた上司の言葉にも説得力が加わります。
締め切り、意見の対立、作業負荷、財政難、家族との約束など職場のさまざまなストレス要因が集中力の欠如や普段起こりえないミスや怒りを誘発し職場内に悪影響を及ぼすこともあります。
仮にアドレナリンなどのさまざまなホルモンのおかげで何とか頑張ることができたとしても、長期にわたって厳戒態勢を取り続けていると身体に不調をきたし、長続きはしないものです。
私自身なんとか乗り越えることができたのも上司の語り草が影響し、いつのまにか対処法を身につけていたせいかは定かではありません。
強いストレスを引き起こす重大な場面は人生で何度かあります。
各自対処法は既に身に着けていることと思いますが、何がなんでも頑張ろうとする対処法だけでは更なるストレス障害の引き金となることは確かなようです。

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