撮影場所: 北海道深川市 子供の頃、オニヤンマの大きさ・迫力に魅力を感じ、どうにか捕まえてやろうと駆け回ってました。 当時、オニヤンマの俊敏な動きには、ついてゆけず捕まえることが出来なかった記憶があります。 今回の撮影は、走行中の車にでもぶつかったのでしょうか? 息絶え絶えの瀕死状態で路面に留まっているところを撮影しました。 分類:トンボ目 オニヤンマ科 オニヤンマ (学名:Anotogaster sieboldii) 体長80〜93oの日本最大級のトンボの仲間です。 黒地に黄色い斑紋と、体に対して非常に大きな緑色の複眼が特徴。 動きは非常に素早いのですが、常に同じコースを周回するように飛翔するので、捕獲は比較的簡単です。 この同じ場所を周回する独特の行動は、縄張りの示威行為であると考えられていましたが、最近の研究により、同程度のサイズの飛翔体を、メスと勘違いして何度も接触しようとする性質によるものだと判明しています。 撮影者:小澤庸祥